サラリーマンが資産運用を行うには?

私は仕事の傍ら、現在ではロボアドバイザーをメインに資産運用を行っているが、ここ最近は出費が重なってしまっていて一時休止状態となった後、ようやく立て直しのできそうな状態にある。それも踏まえて、今回はサラリーマンが資産運用を行う際についていろいろ私論を述べてみたい。

資産運用と行っても、その方法は多岐にわたり、例えば以下の様なものが挙げられる。

  • 株式
  • 債券
  • 投資信託
  • ロボアドバイザー
  • 貴金属
  • FX
  • 貴金属
  • 不動産
  • 商品先物
  • その他

資産運用で候補に挙げられる取引方法は多岐にわたり、投資をメインにしている人であれば投資に時間を割くことができるので、上記の取引方法を駆使して収益を出そうとすることも可能である。

しかしながら、普段仕事に従事している人であればそのような投資に時間を割くことは難しく、特にデイトレードは不可能であるといえる。それを踏まえれば、サラリーマンが資産運用をする場合は以下を主軸において行うのが無難であると考える。

  • 中長期投資を中心に行う
  • 分散投資を行う
  • 積立投資を行う

サラリーマンは普段は仕事に専念する必要があるため、証券等のサイトやツールを見ながら投資を行うことは極めて困難である。そのため短期の投資、特にデイトレードは困難ないし不可能と考えた方がよい。それを踏まえた場合、中長期投資が無難な方法といえる。中長期投資であれば頻繁にチェックする必要はなく、運用に時間を取れない人でも無理なく続けることができる利点がある。

中長期投資は少なくとも月単位、特に長期投資では年単位での投資を行う方法で、短期的な値動きに左右されずに投資を行うことで安定的なリターンを狙う方法である。中長期投資においては、株式では決算期に保有している株式に比例して配当が支給されることで新たな投資の原資にしたり、企業によっては株式優待をしたりすることもできる場合がある。投資信託では利回りを再投資することで複利効果を得ることもできる。

ただし、中長期投資ではデメリットもあり、利益を得るまでに時間がかかること、損失が拡大するリスクがあること、失敗時の挽回が難しい問題があること、将来の予測が難しく、期待通りにならないことも珍しくない。したがって、このリスクを軽減するために中長期投資を行う場合は分散投資を行うことが王道とされている。

分散投資は複数の株式や投資信託の銘柄を分散して購入することでリスクを軽減する手法である。これによって投資先のひとつが大きく下落しても残りの投資先が無事であれば損失を抑えることができることが利点になる。一方で分散投資を行うことによって確認すべき情報が増えるため、特に株取引では管理上の負担が増えることがある難点はある。負担を軽減するには投資信託やロボアドバイザーを使うこともひとつの手段である。

中長期投資では積立投資も有力である。サラリーマンは貯蓄が少ない場合もあり、少額から開始することも多い。積立投資であれば少額(1万円以下)でも開始できるものも多い。積立投資では(特に投資信託や貴金属取引)定期的に一定額を使って購入することで、無理なく運用を続けることができる利点がある。

一方で、資産運用においては元本保証がない限り、中長期投資でも元本割れが発生する可能性がある。そのため、資産運用を行う際は元本割れのリスクを踏まえた上で、実際に資産運用を行うのか、行う場合はいかに自分に合った運用を行うのを十分検討した上で無理のない範囲で実戦するのが無難といえるだろう。

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