MacBook Pro Retinaディスプレイモデル(15インチ)を使ってみて

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諸事情につき、これまでMacBook Pro 15インチディスプレイモデルとMacBook Air 13インチを中心に使っていたが、(主にそれらから乗り換え・統合する予定で)MacBook Pro Retinaディスプレイモデル(15インチ)を購入して、使い始めてからおおよそ2週間前後経過した。ここでは私自身が使ってみての感想を述べてみたい。

Retinaディスプレイはとにかく便利

RetinaディスプレイはiPhone 4シリーズから採用された高精細ディスプレイなのだが、これが初めてMacBook Proに採用されたのは2012年6月だが、私の場合はそれから3年以上経過しての導入という形となった。

Retinaディスプレイは通常の場合、13インチモデルであれば1280×800モード、15インチモデルであれば1440×900モード相当の画面解像度 ((実際にはRetinaディスプレイにより実際の解像度はそれぞれ13インチモデルでは2560×1600、15インチモデルであれば2880×1800)) で使うことが想定されているが、文字が小さくなること、パフォーマンスが悪くなる可能性があることを覚悟すれば13インチモデルであれば1680×1050モード、15インチモデルであれば1920×1200モード相当にすることが可能である。

特に開発環境を使う場合、画面解像度が大きいと一度に表示できるコード量が多くなり、なおかつXcodeの場合はアシスタントエディターを表示するなどの場合に領域を確保できるといった利点がある。開発環境は意外にも画面解像度を必要とするため、スケーリングでも大きな画面解像度は非常に助かる。

ForceTouchは使った当初は違和感がある

MacBook Proでは13インチモデルはEarly 2015、15インチモデルではMid 2015でForceTouchが搭載されたが、これについては、個人的には使った当初はかなり違和感があった。タッチした時の感覚が明らかに異なり、なんだか少々「不安な」雰囲気だった。

とはいえ、これについては使い続けていればいずれは解消されるものと考えられる。

なお、ForceTouchはMacBook Pro Retinaディスプレイモデル(13インチ、Early 2015)にて初めて導入され、続いて12インチMacBook Pro(Early 2015)にて採用されているため、今後はトラックパッドはForceTouchが主流になることは十分想定されるため、これは慣れておくことが肝心となるだろう。

薄さはMacBook Airとそれほど変わらない?

薄さとしては、概ねMacBook Airとそれほど変わらない印象だった。MacBook Proは厚さ18mm、MacBook Airでは3〜17mmであり、厚さ的にはくさび形となっているMacBook Airと比較して、ほぼフラットな形状となっているMacBook Proの方が厚い印象があり、実際にそれだけの厚さはあるのだが、最も厚い部分ではそれほど大きな違いはないようである。

重さとしては非Retina仕様のMacBook Pro 15インチモデルよりは明らかに軽いが、MacBook Air 13インチよりは重い。これはサイズの問題があるのでやむをえないだろう。

最後に

明らかに時期を逸している上に、Skylake仕様のMacBook Pro/Airが出るかどうか怪しい状態でHaswellのMacBook Pro Retinaディスプレイモデル(15インチ)を購入するという決断をしたが、思った以上に画面が綺麗で、なおかつ仕事面でも申し分のないものとなっていることから、個人的には理想的とまでは言えないまでも十分使っていけると考えた。

まだまだメインのPCとして使っていけるだけの準備はできていないが、徐々にシフトしてきたいと考えている。

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