ブラックカレーとケシ殻入り料理を作る飲食店

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ラーメンにアヘン原料ケシ殻!中国・北京の35店「中毒にすれば常連客にできる」』(Livedoorニュース)によれば、中国・北京でアヘンの原料となるケシ殻を粉末にして調味料として使っていた北京市内のレストラン35店が摘発されたという。

この事件を見たときに、『包丁人味平』の「カレー戦争」のストーリーを思い起こさせる人が出てきそうだ。当該ストーリーでは最後の手段として作られた、麻薬同然のスパイスが大量に使われた「ブラックカレー」と言われるものが登場し、その中毒性でリピーターが多数出た一方、作った人は重度の麻薬中毒で廃人になってしまうというエピソードが描かれている。

おそらくそれに触発されたかどうかは知らないが、ケシ殻を調味料として使っていた飲食店は味ではなく、依存性を利用して使ったものと考えられる。冷静に考えてみれば、それを知った時、恐ろしくて食べられたものではなくなってしまうだろう。

当然のことながら、中国においては、料理の調味料としてケシ殻を使うのは違法行為である ((cf: 『中国:飲食店の調味料にケシ混入、35店が違法使用』-newsclip))。にもかかわらずその違法状態が横行しているという現状が続いているようである。

目も疑うような状況だが、食の安全はかなり気をつけないと恐ろしいことになりかねないのだろうな。

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