熊本地震から1週間

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今日で先週の2016年04月14日に発生した熊本県を中心に最大震度7を記録した地震から1週間だが、その影響は熊本県のみならず、九州の広範囲を中心に甚大な被害が出ているという。

熊本地震では、14日21時26分に発生した最大震度7の地震が前震、その後16日1時25分に発生した最大震度6強の地震が本震とされており、その後も17日7時までに388回も余震が観測されたという。この一連の地震によって人的被害や文化財などにも甚大な被害が出ている。

今回の地震はその発生メカニズムの違いから大津波の被害こそ聞いていないものの、2011年3月11日に発生した最大震度7、M9.0、地震のみならずそれによる大津波で東北地方を中心に甚大な損害を出して、今日でも福島の原子力発電所のメルトダウンをはじめとした深刻な影響を残し続けている「東日本大震災」、いわゆる「3.11」をどうしても思い出させてしまう。あるいは1995年の「阪神・淡路大震災」を思い出させてしまう人もいるのかもしれない。

しかも、今回の地震が、「南海トラフ地震」というさらなる損害をもたらす巨大地震の前兆かもしれないという指摘もあるという ((cf: 「熊本地震は南海トラフ地震の前兆かもしれない」専門家が警告 – 現代ビジネス)) 。

今後、どうなるのかは先が見えないが、今は被災地域の無事、そしてその後の復興を願うばかりではある。

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