最近、私の場合は仕事においてはクイック&ダーティーを心がけている。もちろん、滅茶苦茶でも早ければいいというものではなく、まずは(先方にとって)合格点のものを早く作った上で、それ以上のものになるようにブラッシュアップするというのが絶対条件だが。
これは人にもよるのかもしれないが、仕事が発生した時、仕事を終わらせるのが早い人と遅い人が必ず出てくる。
当然のことながらその人のスキルなどの要素も無視できないが、それ以上に仕事の進め方が絡んでくるのではないのかと考えている。
仕事の遅い人は、多くの場合、成果物を最初から完璧に仕上げようとする傾向があり、それを抱え込んでしまうということも少なくないという。また、必要に応じて相談をするということも少ないといったことから、結果として成果が出ないということもあるという。
一方、仕事の早い人はまずなにをするのかを明確にして、そこから必要に応じて骨組みを作り、必要に応じて相談することで軌道修正をしながらまずは合格点を目指し、そこからより良いものへと磨き上げるといった仕事の仕方をする傾向があるようだ。
もちろん、クイック&ダーティーで仕事を取り組む上で、上司や同僚、あるいは外部と連携をとる必要がある関係上、その際に時間を奪ってしまうということと、未完成の資料や成果物を一旦見せるということになるため、文句を言われたりすることはあるものの、それをしないで成果物を出せずに損害を出すよりかはずっと良いと言える。
もっとも、じっくり取り組むことが望ましいというプロジェクトもある関係上、絶対とは言えないが、クイック&ダーティーで仕事に取り組むというのは、生産性を上げる意味でもかなり重要になるので、是非とも心がけたいものである。
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