現在、GitHubでPFImageStoreの開発を行っており、一応、Carthageで使えるようにはなっている。最低限テスト目的で使えるようにはなっているが、現時点ではまだ、使い方については説明していなかったので、ここで一旦説明を行なってみたい。
インストール方法
ここではCarthageをインストール済みとして扱う。もしインストールがまだであれば、Carthageという選択肢を参考にインストールを行う。
まず、Cartfileを作成 ((すでに作成している場合は、編集)) し、github "saitomarch/PFImageStore"
を加える。その後、以下のコマンドでインストールする。
carthage update
なお、iOSのみであれば、carthage update --platform ios
とすることで、iOSのみのライブラリーがビルドされるようになる。
その後は、プロジェクトを開き、リンクの設定とフレームワークのコピーの設定を行うことで、インストールが行える。方法については、『Carthage を使ってライブラリを管理する』(xykのブログ)に書かれているので、それを参考にされたい。
使用方法
ここではObjective-Cを使った場合を想定する。基本的にはSwiftでも応用できるので、是非とも参考にしてもらいたい。
まずは、使用するコードの上部に以下を追加する。
@import PFImageStore;
その後、画像をダウンロードしたいところで以下のようなコードを記述する。
UIImageView *imageView = [[UIImageView alloc] initWithFrame: CGRectMake(0, 0, 120, 120)]];
imageView.image = [[PFImageStore sharedStore] imageForURLString:(URLをここに指定) onFinish:^(PFImage * _Nonnull image) {
// 成功時の処理
imageView.image = image;
} onFailure:^(NSError * _Nonnull error) {
// 失敗時の処理
}];
これで概ねの処理が行われるだろう。
なお、現時点ではSingletonを使わないパターンも想定している。必要に応じて使い分けると良いだろう。
最後に
現在でもまだ未完成な状況にあるが、もし機会があれば利用して見ていただけると幸いである。
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