Xcode 8.0でPodをlintするには

注意: この記事は1年以上前に掲載されたものです。情報が古い場合がありますのでお気を付け下さい。

CocoaPodsでlintを通すとき、CocoaPods 1.0.xでは通常、iPhone Simulator 4sを使ってlintが行われるようである。従って、そのままではpod spec lintを走らせても異常終了してしまう。従って、Xcode 8.0でPodをlintするにはちょっとした手間が必要になる。

といっても、手順は割と簡単である。

まずは、Xcodeを起動、メニューバーの「Xcode」→「Preferences」を選択、設定画面が開いたら、「Components」を選択、「iOS Simulator 9.3」をインストールする(管理者権限が必要なので、パスワードも入れる)。

インストールが完了したら、メニューバーの「Window」→「Devices」を選択。端末管理画面が開かれるので、左下の「+」ボタンをクリック→「Add Simulator」を選択。Device Typeを「iPhone 4s」、OS Versionを「9.3」にすることで、追加することができる。

追加が完了すれば、準備完了である。

Xcode 8.0ではデフォルトではiOS 10以降のシミュレーターのみ対応、iPhone 4sはサポートされないのでちょっとした手間が必要だが、是非とも覚えておきたいところである。

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