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Swiftもプログラミング言語であるため、当然のことながら変数の型がある。C言語であれば、C/C++における整数型には気をつけよでも扱ったように、型によって、扱える数に差があったように、Swiftでも変数型によって扱えるビット数に差がある。
Swiftにおける整数型は以下の通りとなっている。
| ビット数 | 符号付き | 符号なし |
|---|---|---|
| 8bit | Int8 | UInt8 |
| 16bit | Int16 | UInt16 |
| 32bit | Int32 | UInt32 |
| 64bit | Int64 | UInt64 |
これは、C99/C++11におけるint8_tやuint8_tなどに相当する。
なお、この他にInt及びUIntがあり、型推論では基本的にこれが割り当てられるが、これはiOSやmacOSなどのObjective-CのFoundationで使われているNSIntegerやNSUIntegerに相当する。これらは基本的には環境依存で、32bit環境であれば32bit型、64bit環境であれば64bit型として扱われる。
一方、浮動小数点数型としては以下が挙げられる。
- Float (32bit型、単精度)
- Double (64bit型、倍精度)
これらはC言語におけるfloatとdoubleにそれぞれ対応する。型推論ではDoubleが割り当てられる。
なお、ここではC言語などのプログラミング言語を知っている型向けの情報のため、それぞれの最小値と最大値は扱わない。『数値型 – Swift言語を学ぶ』に情報が書かれているので、わからない方は是非とも参考にしてもらいたい。
