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bashは今日ではUNIX系OSでよく使われているシェルになっている。例えば、GNU/LinuxシステムやmacOSではデフォルトのシェルとして使われているほどである。これは、GNUプロジェクトで作られたシェルで、GNU GPLに従えば、誰でも自由に利用できるというのが特徴である。
なお、bashは、Bourne-Again Shellから取られており、これは、Bourne Shellの生まれ変わり「born-again」という洒落も入っている。
これもあってか、bashは基本的にBourne Shellとの互換性をかなり確保しており、事実上Bourne Shellの後継を目指しているものと考えられるほどのものになっている。
一方で、コマンド履歴をはじめとした、Bourne Shellでは不足していたコマンド履歴や入力補完など、CシェルやKornシェルといった他のシェルの機能も取り込まれた。
機能が豊富であるためか、動作が遅いということが言われているが、現在のハードウェアの環境では基本的に問題になることはないだろう。
こういったこともあってか、今日ではbashが最も使われているシェルになっているだろう。
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