Macから内蔵DVDドライブが消えてから

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今日においては、レガシー扱いとなったMacBook Pro 13インチ(非Retinaディスプレイモデル)を除いてすべてのMacのラインアップから内蔵DVDドライブがなくなって久しいが、実のところそこまで大きな不便を強いられているというわけではないことに気づいた。

インターネット、とくに光ファイバーやxDSLなどのブロードバンド及び常時接続が普及して、ある程度の期間が経った2000年代後半あたりまでは商用ソフトを中心に依然としてCD/DVDドライブの需要はまだあったものの、それを過ぎたあたりから多くの場合、ソフトの購入あるいはインストールなどをする際はインターネットのダウンロードで済むようになったからであるだろうか。

また、USBの普及もかなり普及しており、今日ではハードさえ対応しており、かつやり方さえわかればUSBからOSを起動したり、あるいはインストールしたりすることができるようになっていることから、10年ほど前と比較してもCD/DVDの必要性はかなり薄くなったと言える。

なお、ある意味ではPC、とくにノートPCを含めて一体型PCからCD/DVDドライブを外すというのはパーツの削減につながり、コストを削減するという意味でもメンテナンス性を高めるという意味でも適切な選択肢ではないのかと考える。というのも、CD/DVDドライブを内蔵した場合、万一どちらかのパーツが故障した場合、修理が非常に面倒になる、あるいはほぼ困難になる可能性が高いからである。一方で外付けCD/DVDドライブであれば、ドライブが故障しても買い換えれば済んでしまうかのはかなり大きいと考えている。

なお、近年ではMacのみならず、Windowsやその他のノートPC(とくにモバイルPC)を中心にCD/DVDドライブを内蔵しないものがかなり増えているようである。それを考えると、いつかはCDやDVDもフロッピーディスクのように過去の遺物へとなっていくのかもしれない。

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