Windowsシリーズの最新バージョンである「Windows 10」は、マイクロソフト社の発表によると、「Windows 10は最後のバージョンになる」とのことである。さて、それが定着した時、「Windows 10」から「10」が抜けて、「Windows」になる日はくるのだろうか?
正直なところ、来る可能性はあるとは言いづらく、仮に来たとしても相当先のことになりそうだな印象はある。
というのも、現行ではWindowsにおいてはサポートされているOSとしてWindows Vista/7(どちらも延長サポートのみ、Vistaは4月に終了予定)、8.1(メインストリームサポート)である。8.1のサポートはメインストリームサポートで2018年1月、延長でも2023年1月までとなっている。また、Windows Serverシリーズもあり、新しいバージョンを提供するということは変わりなさそうである。
さて、話題は変わるが、MacシリーズではOSの名称がたびたび変わっていた。初期シリーズではMacOSという名称はなく、単純に「System」と呼ばれていた。日本語版では「漢字Talk」である。その後、Macintosh互換機が一時期出回っていた時にOSの名称を明記する必要が出て「Mac OS」となった。
その後、後継OSとして「Mac OS X」が登場、Mountain Lionで「OS X」、Sierraで「macOS」と変わっていった。
一方、Windowsにおいては、主にMS-DOSのGUI環境、それから発展した9x系、モバイル系のCE系、現在主流のNT系があったが、一貫して名称として「Windows」が使われ続けている。
これらを考えた時、Windows 10の名称変更ということは正直考えづらいところである。とはいえ、今後の戦略どうなっていくのかは気になるところである。
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