少し前にWELQやはちま起稿などのキュレーションサイトに関わる問題がいろいろ話題になっていたが、個人的にはキュレーションサイト自体は便利ではあると考えている。もっとも、著作権などの法的問題を抱えている場合があり、それが良いのかどうかは別だが。
キュレーションサイトは、まとめサイトとも呼ばれており、特定のテーマに沿ったウェブの情報を集めて、それを閲覧者に手軽に閲覧できるようにまとめたものである。
このタイプのキュレーションサイトでいえば、上記にあげたものの他には、例えば、2ちゃんねるの各種まとめサイトや、Togetter、NAVERまとめなどがある。
このタイプのまとめサイトは閲覧者にとって気軽に情報を収集できるという利便は非常に大きいが、いくつかの問題点を抱えている。
まずは、著作権上の問題である。キュレーションサイトの特性上、他のウェブなどのコンテンツがあることが絶対条件になっており、独自のコンテンツなのか、そうでないのかがわかりにくくなってしまうことがある。この際に適切な参照や引用でない場合、著作権侵害の虞がある 。
他にも、コンテンツの選定基準があくまでもキュレーションサイトの記事作成者にあること。それにより、より重要性の高い情報を網羅していない可能性や虚偽やあまりにも偏ったものになっている可能性などもあり、閲覧者が気をつけなければならないことは非常に多い。
大炎上で問題点が顕在化したとも言えるキュレーションサイトであるが、利便性が高いこともあり、今後も使われることになるのだろうとと考えている。
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