ARM版Macは本当に出るのだろうか、次世代MacはARMに移行するのだろうか?、MacはARMアーキテクチャーを使っていく方針になるのだろうか?でも言及したが、MacのアーキテクチャーがIntelベースからARMベースに移行するのではという噂はあまり聞かなくなった。
このMacがARMベースに移行するのではという噂は、iPad Proにおいて、MacBookや他のノートブックを凌駕するレベルの性能を誇っていること、macOSのコードにARMアーキテクチャー用のコードが含まれているということ、そしてこれまで行われたCPUのアーキテクチャー移行スパンに近い時期だったことが発端としてあげられるようである。
過去にアップルはMac(Macintosh)のアーキテクチャーを2回ほど移行させた経緯があり、初めは1994年頃に進められたMC68000系からPowerPC系への移行、次いで2006年に進められたPowerPC系からIntel系への移行である。このCPUの移行は概ね10年前後のスパンを持って行われていたため、ARMへの乗り換えの予想がなされたようである。
結果的に言えば、2016年に発売されたMacBook ProのTouchBarのためにARMアーキテクチャーを採用したため、部分的には合ったことになるが、ベースはIntel Macのままであることには変わっていない。
今後は当面の間はIntel Macがベースではあるが、TouchBar付きモデルではARMアーキテクチャのハイブリッド、そうではないモデルは今後どうなっていくのだろうか?今後も注視していく必要はありそうだ。
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