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『「ゲームOK」の子の方が勉強に集中し、親との会話も長い……朝日小学生新聞調査』(ITmedia)で興味深い調査結果の記事が書かれている。ゲームNGよりもゲームOKの家庭の方が、親子の会話時間が長く、成績も良い傾向にあるということである。
これは「朝日小学生新聞」の読者を対象にネットでアンケートをとった結果で、その読者層から普段から学習に意識の高いことから参考程度となっているが、その状態の中で、以下のような傾向があるという。
- ゲームOKの子供の方NGの子供と比較してが集中力・計画性・自主性・成績が高い傾向にある模様
- 親子の会話時間もゲームOKの子供の方が長い傾向
- ゲームと学習の切り替えはゲームOK・ルールなしの子供が比較的得意という
- ゲームの中でも学習の機会となっている側面も考えられる?
このことは、おそらく、ゲームOKの子供の場合は、何らかの一定のルールを設ける、あるいはそれがなくても親子間での信頼関係が確立していて、学習の上で「いつまでに何を完了させているのか」と言ったミッションをしっかりとこなしていくことを自覚して、自分で計画を立てて、学習に取り組んでいるのだろうかということが伺える。
また、親と一緒にゲームをする子供の方が成績が良い傾向にあるというのも、親子間でのコミュニケーションで自ずと学習しているからと言えるのかもしれない。
昔からしばしばバッシングの標的とされているゲームであるが、禁止したからと言って学習にプラスになるわけではなく、むしろ適度にゲームをするのであれば、むしろ学習にプラスの方向に動いているとも言える結果のように見受けられる。
読者の関係から、そのまま適用するのは危険な部分はあるが、ゲームと学習の付き合い方を考える上では当該記事は参考になるだろう。
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