RubyとPythonを学習する – if文による条件分岐

注意: この記事は1年以上前に掲載されたものです。情報が古い場合がありますのでお気を付け下さい。

RubyとPythonを学習する – 計算を行うではRubyとPythonによる簡単な計算を行った。今回は、プログラミングで重要となる条件分岐のうち、if文を使ったものについて説明を行ってみたい。

比較演算子

比較演算子に関する解説については、『Javaプログラミング入門 – 条件分岐』の「比較演算子」の部分に記述している。当該記事はJavaの場合に書かれているが、RubyおよびPythonも同様となる。

if文による条件分岐

if文による条件分岐は、条件分岐の中でも基礎中の基礎に位置するものであり、if ~で、条件が真(true)の場合に特定の処理を走らせるというものである。

サンプル(Ruby)

num = 5
if num > 3
  puts('3より大きい')
end

サンプル(Python)

num = 5
if num > 3:
    print("3より大きい")

解説

いずれも、変数numに代入された数値が3より大きい場合は、「3より大きい」を表示するものであり、変数numを3以下にした場合は、何も表示されない。

else文

また、else文を加えることで、ifに合致しない場合の処理を加えることができる。

サンプル(Ruby)

num = 1
if num > 3
  puts('3より大きい')
else
  puts('3以下である')
end

サンプル(Python)

num = 1
if num > 3:
    print("3より大きい")
else:
    print("3以下である")

else if文

Rubyではelsif文、Pythonではelif文で、複数の条件を指定することができる。

サンプル(Ruby)

num = 3
if num > 3
  puts('3より大きい')
elsif num == 3
  puts('3である')
else
  puts('3以下である')
end

サンプル(Python)

num = 3
if num > 3: 
    print("3より大きい")
elif num == 3:
    print("3である")
else:
    print("3より小さい")
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