Windows 10のリテール版販売開始が来週に控えているが・・・

注意: この記事は1年以上前に掲載されたものです。情報が古い場合がありますのでお気を付け下さい。

9月4日にWindows 10のリテール版及びダウンロード版の販売開始が予定されているが、リテール版については、これまでDVD-ROMで提供されていたのが昨今のDVDドライブを内蔵しないPCが増えたことが影響してか、USBメモリーで提供されるとのことである。それについて、当方の感想を述べてみたい。

当面の間はリテール版の意義は薄いか

7月29日から1年間の間、Windows 7以降のユーザーはWindows 10へは無償アップグレードの対象となっており、プロダクトキーを除けばリテール版の意義が現時点ではないと考えられる。

それを考慮するとWindows XPおよびVistaユーザーを対象としたアップグレードになるのかというのも考えたが、Vistaについてはまだしも、XPユーザーについてはWindows 10で求められるマシンパワー要件を満たしているマシンが十分にあるとは考えられないため、基本的には買い替えによるアップグレードが主流になることが見込まれる。また、Amazon.co.jpのページ(Microsoft Windows 10 Home (32bit/64bit 日本語版 USBフラッシュドライブ)Microsoft Windows 10 Professional (32bit/64bit 日本語版 USBフラッシュドライブ))を確認する限り、リテール版はWindows 7からのアップグレードのためのパッケージの可能性があり、Windows XP及びVistaなどからのアップグレードにはライセンス上不可能のように見える1

従って、XP及びVistaからのアップグレードがライセンス上可能かどうかが不明瞭な部分はあるものの、7からのアップグレードだけで言えば、この1年間の間はリテール版の存在意義は薄いと考えられる。

DSP版との違いについて

Windows 10ではWindows 8.xとは違い、DSP版では単体購入は不可能になり、HDD/SSDやメモリーなどのパーツと一緒に購入する必要がある、Windows 7までのライセンス方式に戻されている。DSP版では基本的に自作PCなどで新しくインストールすることを目的としているため、その棲み分けができているかどうかも問題となりうる。

最後に

Windows 10のリテール版販売が来週になっている状態の中、いろいろ情報を見ているとリテール版はどのバージョンからアップグレード対象なのか、新規インストールは可能なのか、しかも各サイトで情報に矛盾が発生しているなど、不明瞭な部分が多く、正直なところよく分からない状態である。

そもそも、Windows 7以降であれば現時点では無償アップグレードが可能であることと、XP及びVistaであれば買い替えたほうが良い場合が多いこと、自作だったらDSP版で済んでしまうことを考えると、現時点ではリテール版のメリットは薄そうなのだが・・・。

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  1. ただし、Microsoftのページではそのような記述を確認できず、実際のところ不明瞭である []
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