これは、およそ3か月後の話になるのだが、WDDC 2016で新型のMacBookが発表されるという噂がなされている。『超薄型な13インチと15インチMacBookが今年6〜7月までに登場?』(ギズモード・ジャパン)では超薄型モデルの13/15インチのMacBookが登場するのではという情報が出ている。
これはあくまで当方の推測ないし希望となるのだが、個人的には現状のMacBook AirシリーズとMacBookシリーズは統合される可能性が高いものと見ている。というのは、現時点のコンセプトにおいて、MacBookシリーズとMacBook Airシリーズはかなり似通っている部分があり、ラインアップの最適化を図るといった場合、コンセプトの似ている両方を統合した方が良さそうに見えるからである。
一方、MacBook Proシリーズはこれらとは違い、薄さよりも性能を重視するコンセプトになっているため、2016年に統合されることはまずないだろう。
なお、MacBook Proシリーズでは、Skylakeアーキテクチャーの採用がなされるという噂がある。SkylakeアーキテクチャーはIntel Coreシリーズの2016年3月現在では最新世代の世代にあたり、これまでとの大きな違いとして、モバイル版で初めてXeonが登場したということでも知られる。XeonではCoreシリーズとは違ってECCメモリー ((Error Check and Correct memory – 誤り訂正機能のついたメモリー。冗長なデータを必要とするものの、エラー訂正によりデータの誤りがあっても訂正して動作を続けられるようになる)) が使えるため、プロフェッショナル用途においても信頼性も高まるといわれている。
WWDC 2016で実際に新型Macが発表されるかどうかは不明瞭だが、是非とも気になるところである。
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