Windows 10は待ってはくれない

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2015年7月29日にWindows 10がリリースされて、2016年7月28日まではWindows 7および8.1の利用者に対して無償アップグレード期間が置かれているが、その無償アップグレード期間はのこり1ヶ月ほどしか残っていない。

Windows 10の無償アップグレード期間が終わった場合、導入する場合はHomeならおおむね18,000円前後、Proなら24,000〜29,000円前後となり、PCが多くなればなるほどコストが嵩むこととなる。

もちろん、人によってはPCの入れ替え時にWindows 10になるからアップグレードの必要性を認めないという人も少なくないという。確かにそれは利が全くないというわけではないが、この場合、PCを入れ替える時のコストや、その際の対応に伴うリスクが高まるという問題があるという問題も大きい。また、Windows 7時代およびWindows 8.x時代に登場したマシンからはそれほど要求スペックが高くなっているわけではないため、入れ替えの利点もそれほど大きいわけではない。

それを考えた上で、Windows 7はすでにメインストリームサポートが終わり、完全サポート終了まで3年半もないこと ((2020年1月14日終了)) を考えると、今のうちにWindows 10に対応してしまった上でアップグレードした方がハードウェア入れ替えのコストを抑えられる分、ある意味では最適な判断といえるかもしれない。

今回のWindows 10アップグレードの通知および自動アップグレードについては強引すぎるが、個人的にはよほど特殊な事情がない限り、安全に使い続けるということも考えて、Windows 10へのアップグレードを強く勧めたい。

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