現在、Twitterの公式アプリの一つになっているTweetDeckだが、もともとはTweetDeck社が開発していたクライアントだったが、紆余曲折を経て、現在に至っている。ここではその経緯と個人的な意見を述べてみたい。
経緯
元々TweetDeckはAdobe AIRで開発された非公式のTwitterクライアントで、それぞれのツイートやアクティビティーなどをカラムに分けて一覧表示できるようにしてTwitter上で議論しやすいように作られた。その後、Facebookをはじめ、MySpace、LinkedInなどの様々なSNSサービスへの対応が進められていた。
その機能の豊富さは一定数のユーザーの支持を集めたようで、これに目をつけたUberMedia社がTweetDeck社の買収を発表した、しかしながらこれをTwitter社が阻止、最終的に2011年にTweetDeck社はTwitter社に買収されて、開発環境のベースが変更された。これによって、UIの変化やTwitterとFacebook以外のサービスへの対応中止(のちにFacebookへの対応も中止になり、Twitterのみとなる)など大きな変更が行われた。当初はネイティブアプリだったが、現在ではウェブアプリのみとなっている。
個人的な意見
私の場合は、基本的に公式クライアントを使っているが、Adobe AIR版のTweetDeckの時代には主にTweetDeckを使っていた。この時はPCに非常にマッチしたUIで、なおかつ複数のSNSサービスにも対応したという機能性の高いツールだったと認識している。
その後、Twitter社による買収とTwitter公式アプリの登場でそちらの方が利便性が高い状態となり、基本的にはそれを使うようになった。最も、現在のTweetDeckを見ている限り、それほど悪くなさそうなので、使って見たいところではあるが。特にTweetDeckではグループ共有など公式のTwitterアプリにはない機能も含まれているので、使ってみると良いだろう。
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