iOSアプリの開発言語はSwiftが主流になったか

今日では、iOSアプリ開発では概ねSwiftが主流になったと言えるような状態になっている。少なくとも、私が関わっている限りではObjective-Cを使った開発はだいぶ聞かなくなっており、ライブラリー群でObjective-CやC言語の系統の言語を使っている、あるいはそれを推測することはできても、アプリのコードでは目にすることはだいぶなくなっているように見受けられる。

Objective-Cは1983年に開発され、1984年に登場した、C言語にSmalltalkのようなオブジェクトシステムを組み込んだ言語で、1985年にNeXT社によりNEXTSTEPの標準の開発言語として導入されたことで注目されるようになり、アップルによるNeXT買収を経て、そのままMax OS X(現: macOS)の標準の開発言語として広く使われるようになり、macOSやiOSアプリの開発言語としては長らく広く使われるようになっていた。

その後、2010年より開発開始、2014年に登場したSwiftが登場した。登場当初は様々な問題により依然としてObjective-Cを使い続けるということも少なくなかったが、やがてSwiftで書かれたフレームワーク群が登場するにつれて、アプリ開発においてもSwiftを導入する傾向が進んで、今日では多くのアプリがSwiftで書かれているように見受けられる状態になっている。

というのも、Objective-Cは登場してから30年以上経つプログラミング言語であり、Objective-C 2.0やAuto Reference Counting、Modern Objective-C Syntaxといった近代化がなされているとはいえ、オブジェクト指向的な開発に着目した時や、言語仕様としての柔軟性、あるいはセキュア性といった面ではSwiftと比べるとやや分が悪い傾向にあるように見受けられる点も、Swiftへの移行に影響している側面があるのではと考えている。そういった点からも、Swiftへの移行が進んだというのだろうか?

スポンサーリンク

フォローする