Apple Silicon搭載Macが登場

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米アップル社は2020年11月11日(日本時間)に、Apple Silicon”M1″を搭載したMacシリーズを発表した。現段階ではMacBook Air、MacBook Pro 13インチモデル、Mac miniがApple Siliconへの移行を果たした。これに伴い、2006年より続いたIntel Macは徐々に終焉へと向かうものと考えられる。

Apple Silicon Macは、iPhoneやiPadなどで使われているARMベースのアーキテクチャを採用したMacで、アーキテクチャ的にはPCよりもiPhoneやiPadに近いものとなる。近年ではmacOS自体がiOS/iPadOSとの融合が進んでおり、macOS Catalina時点ではCatalystを使うことでiPadOS用アプリをある程度はmacOSに対応させやすい形にはなっているが、アーキテクチャは完全に別物であるため、そのまま動かせるわけではなかった。Apple Silicon MacではアーキテクチャがARMと共通化されるようになり、macOS Big Surではこれまで以上にiOS/iPadOSとの融合が進むものと考えられている。

なお、現時点ではMacBook Airでは完全にApple Siliconモデルに移行したが、MacBook Pro 13インチモデルおよびMac miniでは引き続きIntel Macモデルも販売されており、MacBook Pro 16インチモデル、iMac、iMac Pro、Mac Proでは引き続きIntel Macとなっているため、移行にはまだ時間がかかることが想定される。

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