最近、ブログ記事の編集に使っているエディタをかつてWordPressで標準だったクラシックエディタからブロックエディタに試しに乗り換えていて、不満要素はないわけではないものの、記事を書く上では十分使っていけるので、このまま本格的にブロックエディタを使ってもいいかなと考えている今日この頃である。
WordPressではバージョン4系までと5系以降でメインとなるエディタが大きく変わっており、4系まではいわゆるクラシックエディタ、5系以降ではバージョン4.9で「Gutenberg」というプラグインとして提供されていたブロックエディタがメインのエディタとなっている [1]バージョン5系以降ではクラシックエディタがプラグインとして提供されている。cf. Classic Editor – WordPress.org 。
クラシックエディタはHTMLタグやショートコードなどを使って [2]JetPackプラグインを導入した場合はMarkdown形式も可能になる。cf. Markdown – JetPack 記事を編集するテキストエディタ方式と書式を視覚的に編集することのできるビジュアルエディタ形式の2種類のエディタに分かれており、二つの形式を切り替えながら編集を行うことができる。私は以前はクラシックエディタ(テキストエディタ)を使用してMarkdown形式で主に編集していた。
一方、バージョン5以降で標準となったブロックエディタはビジュアルエディタをさらに発展させた形式ともいえるエディタで、クラシックエディタと比較して文書の構造化がしっかりしていて、それによってブロックごとの編集の柔軟性を増しているほか、豊富なツールキットが備わっていることで多くのことが視覚的に操作できるようになっている。また、一部のMarkdownの書式を使うことで即座に書式に反映されるといった地味に便利な機能もある。
実の所、2018年末にWordPress 5.0が登場してブロックエディタが登場した当初はクラシックエディタをメインで使っていた関係上、ビジュアルエディタな上に従来のエディタと比較してあまりにも操作感覚が変わっていて、かなり使いづらいと感じたことから、その時はクラシックエディタのプラグインをインストールして凌いでいた。
ただ、私はしばしばiPhoneでも記事を編集していたので、当初はテキストエディタ形式を使っていたものの、ソフトウェアキーボードでは編集にどうしても手間取ることと、テキストの量が多いと文書が見づらくなることから、ビジュアルエディタを使うことで編集がある程度は軽減されたと考えている。
今は試しに編集画面でもブロックエディタを使っているところではあるが、部分的に難点があることくらいで、必要なことは概ね問題なくこなしていて、画面も結構スッキリした印象で編集に集中できる点が結構大きかったりする。
個人的には今後はブロックエディタで編集するのがメインになりそうに感じている今日この頃である。
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References
↑1 | バージョン5系以降ではクラシックエディタがプラグインとして提供されている。cf. Classic Editor – WordPress.org |
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↑2 | JetPackプラグインを導入した場合はMarkdown形式も可能になる。cf. Markdown – JetPack |