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昨日は節分、今日は2016年の立春となり、暦の上では春を迎えることとなる。とは言っても、この時期が最も寒い時期ではあるのだが・・・。
というのも、暦の上では、「春」というのは寒さの頂点を抜けて、これ以上寒くならなくなり、次第に寒さが和らいで暖かくなり始める頃のことをいうものであり、そういう意味では寒いのは当然のことなのだろう。
なお、私も誤解していたが、立春と旧正月は同じ日というわけではなく、そもそも立春と旧正月では暦の基準が別物だという。
立春は、二十四節気と呼ばれる、1年を24等分して、その境目を立春や春分、夏至、秋分、冬至などと呼ぶもので、これは若干違いはあるものの、グレゴリオ暦では多くの場合2月4日が立春となるという。
一方、旧正月は文字通り旧暦の1月1日を指す。旧暦は一つではないものの、グレゴリオ暦が採用されるまで、アジアで使われていた太陰太陽暦で、月の満ち欠けとそれに伴うズレを閏月で補正するという暦である。日本においては旧暦としては主に天保暦が使われている。
なお、今年の旧正月は2月8日、来週の月曜日である。今年もアジア諸国では盛大なイベントになるのだろうか。
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