genkernelからDistribution Kernelへ

Gentoo Linuxを使う場合、カーネルの構築を行うには手動でカーネルの設定を行った上で、またはgenkernelを使って必要に応じて設定を行った上でビルドを行っていた。私もこれまでは仮想環境上ではgenkernelを使ってカーネルのビルドを行っていた。最近、Distribution Kernelというなかなか便利な方法を見つけたので、ここではそれについて書いてみたい。

Distribution KernelはPortageのシステムを使ってカーネルの構築からインストールまで自動的に行ってくれるパッケージで、特にgenkernelを使ってカーネルの構築を行っていた場合には代替となりうるカーネルの構築方法である。genkernelでは明示的に設定を行う必要のある場所でもDistribution Kernelでは自動的に行ってくれることもあるといった便利なところもあったりする。

Distribution Kernelを使う場合は、カーネルのインストール (cf: Kernel – Gentoo Handbook (AMD64) ) の「Alternative: Using distribution kernels」を参考に、以下のパッケージをインストールすることで利用可能になる。

installkernelは以下のいずれかをインストールする。 

  • sys-kernel/installkernel-gentoo (ブートローダーにGRUBやLILOなどを使う場合)
  • sys-kernel/installkernel-systemd-boot (ブートローダーにsystemd-bootを使う場合)

カーネルは以下のいずれかをインストールする。

  • sys-kernel/gentoo-kernel (ソースコードからビルドしてインストールする場合)
  • sys-kernel/gentoo-kernel-bin (プリコンパイル済みのカーネルをインストールする場合※ビルド時間を節約したい場合)

上記をインストールすることで、Portageで自動的にカーネルのインストールが行えるようになる。アップデートの時も自動的に行われるようになる。通常、アップデートでは古いパッケージも残るので、それを削除したい場合は emerge --depclean をすれば削除することもできる。

近年はgenkernelへの不満もあったので、より便利そうなDestribution Kernelが出てきたので、それを試してみたところ、やり方は違うにしても、しばらくは試してみたいと考えるようになった。

Gentooはなかなか大変なディストリビューションではあるが、それでもなかなか気になるのがあるのが楽しかったりする。

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