現在WindowsマシンあるいはMacを使っている方で、Linuxを触ってみたいけれど、今使っているPCにインストールするのは怖い、あるいはWindowsやMacを使いながらLinuxを使ってみたいという人もいるだろう。そんなときのために、PCの仮想化というものがある。これは、簡単に説明すれば今あるPCの中に専用のソフトを使って、もう一つPCを仮想的に作ってしまい、それを使って複数のPCを操作できるようになるという代物である。ここでは、WindowsやMacを使っている人のために、どんな仮想環境をインストールすればいいのか説明してみたい。
注意事項
PCの仮想化はPC上に仮想的にPCを作成、動作させる関係上、要求されるマシンパワーがかなり高いです。今使っているパソコンについてよく分からない方は、無闇に仮想環境をインストールすることは勧められません。
個人的には以下のマシンパワーは要求されると認識していますが、ゲストOSによってはさらにマシンパワーを必要とする可能性があります。
要求されるマシンパワーの目安
- CPU: 最低でもデュアルコア、できればクァッドコア以上。
- メインメモリー: 最低でも4GB以上だが、仮想化を考えると8〜16GB以上あった方が無難。
- ハードディスク: 空き容量は最低でも100GB以上だが、仮想マシンが増えるごとに求められるディスクスペースが増えるため要注意。
Windowsを使っている方向けの仮想環境
Windowsでは仮想環境としてはVMWare Playerが一番おすすめだろう。64bitバージョンのWindows上でしか動作しないが ((32bit版のサポートはすでに終了している)) 、Linuxとの親和性も高く、安定して使えるからだ。32bit版のWindowsを使っている場合はVMWareは使えないので、代替としてOracle VM VirtualBoxを使う方法もある。
64bit版のWindows 8.x Proを使っている場合はクライアントHyper-Vも選択肢に入る。
OS Xを使っている方向けの仮想環境
OS XではVMWare FusionとParallels Desktop for Macが有名で、他にはOracle VM VirtualBoxも使われている模様。基本的にはどれを選んでも問題ないが、Parallels DesktopはWindowsをゲストOSとして動かすことを前提としている傾向がありLinuxを動かすには若干敷居が高いため、LinuxをゲストOSとして使用するのであればVMWare FusionまたはVirtualBoxの方が適切である。当方はVMWare Fusionを使用している。
最後に
今回はWindowsやMacなどの上に仮想マシンとしてLinuxを使う際に必要となる前準備となる仮想環境の選び方を説明してみた。なお、仮想環境のインストール自体はダウンロードしたインストーラーを起動して、その指示に従えば大体の場合問題なくインストールできる。
では、近いうちに実際のLinuxのインストールのしかたについて説明できればと思う。
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