iMacのモデルがリニューアルされた。Skylakeは27インチのみ。

注意: この記事は1年以上前に掲載されたものです。情報が古い場合がありますのでお気を付け下さい。

Skylake仕様のMacはどうなるのだろうか?においては、個人的にSkylake仕様のMacが出たらどういう風になるのか、あるいはどういう風になって欲しいのかという展望を書いていたが、早速、iMacにおいては新モデルの発表がなされた。

21.5インチモデルはRetina 4Kモデルは登場したがSkylakeの採用は見送られた模様

技術仕様を確認する限り、Skylakeではなく、BroadwellアーキテクチャーのCPUが採用されている模様である。

  • 非Retinaディスプレイモデルでは下位モデルではCore i5 5250U(1.6GHz)、上位モデルではCore i5 5575R(2.8GHz)が採用されている模様。
  • RetinaディスプレイモデルではCore i5 5675R(3.1GHz)が標準搭載で、BTOでCore i7 5775R(3.3GHz)への変更が可能な模様。
  • メモリーはオンボードのLPDDR3で8GB、BTOで16GBへの変更が可能な模様。

Retina 4Kモデルについては噂されていた通り登場したが、SkylakeアーキテクチャーのCoreシリーズの採用は見送られた模様である。

27インチモデルはRetina 5Kモデルに統一、Skylakeが採用された模様

対して27インチモデルについては、すべてのモデルがRetina 5Kディスプレイモデルとなった。また、情報を確認する限り、SkylakeアーキテクチャーのCPUが搭載されているようである。

  • CPUは下位モデルと中位モデルではCore i5 6500(3.2GHz)、上位モデルではCore i5 6600(3.3GHz)が採用されている模様 ((中位モデル以上ではBTOでCore i7 6700K(4.0GHz)に変更可能な模様)) 。
  • メモリーはSO-DIMMスロットx4で、標準では8GB、最大で32GBへ変更可能とのことである。

最後に

個人的にはMacBookシリーズから新モデルが出そうなイメージがあったが、今回はiMacがリニューアルされた結果となった。

21.5インチモデルについてはそろそろRetina 4Kディスプレイモデルが出ることが噂されていたため、ほぼ想定通りの結果となったが、Skylakeアーキテクチャーの見送りについては少々残念だった。

27インチモデルについては、情報を見る限り、Macシリーズでは初のSkylakeアーキテクチャー搭載モデルということであり、新しいアーキテクチャーを試したい方は注目するのではないのかと考えている。

執筆時点では日本円での価格が表示されていないため判断不能だが、Retina 4Kディスプレイモデルが21.5インチ通常モデルより割高になりそうな点を除けば、21.5インチモデルは従来のモデルとそれほど変わらない、27インチモデルも従来のRetina 5Kディスプレイモデルからそれほど大きな変更ななさそうに考えている。

2015/10/14 5:10追記

価格帯としては21.5インチモデルは¥126,800〜 ((Retina 4Kモデルは¥172,800〜)) 、27インチモデルは¥208,000〜となった模様。価格としては前モデルからほぼ据え置きとなった模様である。

ただ、Retina率が高まっていることを確認するあたり、そろそろMacBook AirもRetina化するのか、あるいはMacBookの大型モデルを登場させるなどしてMacBook Airをフェードアウトさせることもあるのかもしれない。

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